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タイフーン・ニュースレター Vol.6「相互運用性の「神話」を検証し、世界標準で考えよ! 」

2010-04-01 20.35.34

今月のタイフーン・ニュースレターは「相互運用性の「神話」を検証し、世界標準で考えよ! 」です。
なかなか面白い内容なので全文掲載。

タイフーン・ニュースレター 2010年3月 【Vol.6】
相互運用性の「神話」を検証し、世界標準で考えよ!

日本には、米軍との相互運用性(インターオペラビリティ)を確保するためには米国製装備品を調達しなければならないという「神話」があるようだ。有事の際には日米安保条約に基づいて共同対処が行われるため、日米間で相互運用性を確保することが重要であることは明らかだが、そのために米国から優先的に装備品を調達するという考えは、果たして妥当なのであろうか。

『米国防省軍事用語辞典』では、相互運用性を「任務遂行にあたりシナジーを発揮する作動能力」と定義している。また英国では、「英国軍が同盟国等と行う軍事訓練・演習、実戦において効果的に任務遂行する能力」と定義している。一方日本で相互運用性について言及される場合、様々な解釈が存在し、誤解もあるようだ。

世界的には、同盟国間での防衛標準化活動などを通じて相互運用性の向上が進められており、「NATO STANAG(スタナグ)」等の標準規格が確立されている。STANAGは、NATOが効率的な物品調達のために定めた基準であり、適合性、相互運用性、互換性、共通性の4点について定義している。各国はこうした基準に準じる形で、戦闘機などの装備品を開発しており、タイフーンも当然、共同開発する4カ国および米国との相互運用性を確保することを前提に開発された。

タイフーンは米軍を含むNATO軍との相互運用性を確保しており、既にその確認も行われている。米軍とは2008年から2年連続で、英空軍のタイフーンが共同演習を行っており、2009年6月の共同演習グリーン・フラッグ・ウエストではタイフーンは300回以上出動、99%を超える高い任務達成率を実証した。演習は成功裏に完了し、タイフーンと米空軍との相互運用性も確認された。次期主力戦闘機の選定においては、タイフーンの性能、価格、導入のタイミング、日本の防衛産業への貢献等に加え、相互運用性など運用面でのメリットも評価されることを期待したい。
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