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F-Xをブログに書くならこの本は必読

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先日、F-Xのことを書いたら、急にアクセスが増えました。訪問者履歴をたどっていろいろな方のブログを覗かせていただきましたが、皆さんF-X選定に詳しいようで、F-22がダメならタイフーンだとか、この際国産戦闘機をとか、いろいろな提案をされてます。
私は前にも書いたように、最終候補はF/A-18E/FかF-15FXで、次の次がF-35だと思っていますが、反論はこの本を読んでからにしてください。
「たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て」新潮文庫、580円。
著者はNHKのワシントン支局長だった手嶋龍一氏。
FS-Xが国産からF-16ベースになった経緯や、議会の圧力などが興味深く、あっという間に読み終わっちゃうと思います。
ブログにF-Xのことを書く際にも、いい参考書になると思いますよ。
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コメント

>いーのさん
確か、横滑りやロール時に垂直尾翼がバフェットを起すので、LEXフェンスを追加したんでしたよね。
「重大事故」がそのことを指すのだとしたらまあ納得が行きます。しかし、この本の記述を信じるなら、かなり恣意的にその事実が使われたような気がします。

ちなみに、LEXフェンスの取り付けはAFC102/ECP00300改修で、161353-161924にはレトロフィット、161925以降は生産時に取り付けられました。

多分、垂直尾翼の話だとは思うんですが

書いているのが手嶋さんで、情報源が防衛庁の背広組あるいは、栗原防衛庁長官(当時)本人か近い筋だと思うんですよ。
だから、われわれのイメージする重大事故とは必ずしも一致しないんじゃないでしょうか。

F-18には88年から、LEX上にフェンスがレトロフィットされましたが(Warbird Techによる)、その原因となった、垂直尾翼のクラック問題が絡んできていると思うんです。
この問題で海軍が84年に一時、受領を中止しています。その後、補強材を二種類ほど試した後に、フェンスが最終的な対策として採用されたのですが、ちょうどMDCや米海軍が、検討しているところにFSXの選定が重なっていますからね。アメリカ側がどこまで開示したかは解りませんが、対策未了の欠陥があるというイメージを持たせるには十分かな、と。

>いーのさん
私もその部分に引っかかりました。もう20年も前のことなので、当時の記憶は定かではありません。そこで、海軍安全センターの「F/A-18 Mishap Rates」を見たらこうなっていました。
年(CY) 飛行時間 MISHAPS数 率
/年度(FY)
CY 79 505 1 198.02
JAN-SEP 80 1,679 0 .00
FY 81 2,555 2 78.28
FY 82 8,458 0 .00
FY 83 20,165 1 4.96
FY 84 44,736 2 4.47
FY 85 63,356 2 3.16
FY 86 99,019 2 2.02
FY 87 137,745 8 5.81
FY 88 138,360 6 4.34
FY 89 179,106 7 3.91
FY 90 207,760 7 3.37
FY 91 248,367 12 4.83
FY 92 247,047 13 5.26
FY 93 253,882 7 2.76
FY 94 259,249 5 1.93
FY 95 283,224 9 3.18
FY 96 282,499 10 3.54
FY 97 267,112 5 1.87
FY 98 273,479 9 3.29
FY 99 270,447 3 1.11
FY 00 249,187 9 3.61
FY 01 262,978 7 2.66
FY 02 305,189 6 1.97
FY 03 298,367 12 4.02
FY 04 274,181 14 5.11
確かに、87年度の MISHAPS率5.81は実用化後としては最高レベルですが、重大事故が相次いだという記憶はありません。覚えているところでは、ブルーエンジェルズの5番機(161522)が87年2月に墜落してことくらいでしょうか。

F-18の意外な評価

従来、双発ということで優位性が語られていたF-18なんですけど、この本では、重大事故を起こしていて、信頼が低かったと書かれています。

これは、ちょっと意外でした。
従来、空幕以下→18希望と語られることの多かった選定ですが、少なくとも、16派がいたことが伺えるのが興味深いです。

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ずいぶん長いことヒコーキ雑誌業界にいるモノ書きです
モットーは「知識は浅く広く、時にディープに」
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